種をつぐ人びと
1h 21m
世界で最も貴重なある天然資源は今リスクの危機にあります。このタイムリーで感動的に涙ぐましいドキュメンタリー映画は食べ物の源である種がどのような危機にもたらしているのか、また、その危機からどうのようにして救えば良いのかが描かれています。
布から食品から燃料、ありとあらゆるものの源であるのが種です。種は私たちが吸う空気や飲む水と同じぐらい必要不可欠ですが、同様な立場は私たちは種に与えていません。
FAO(国際連合食糧農業機関、国連の専門機関の一つ)によれば、100年前に存在したおよそ90%のフルーツや野菜の種は今は存在しません。昔あった穀物は今絶滅にほど近い状態にいます。何十年も育まれた種はもう失いかけています。
種の生物多様性により害虫や気候変動に対応する新しい品種が生まれます。気候変動が激しいほど、これが必要になります。
大企業は特許法を元に、種の遺伝学を隠しています。昔は種は公共のものでした。飲み水や吸う空気のように、種を分け合いました。しかし、100年ぐらい前から物事が変わり始めました。現在、世界マーケットの82%が企業所有の種になっています。
遺伝子導入種(遺伝子組み換え)から育たれた植物は空気中に花粉を飛ばし、隣接する作物を感染します。これが起きる際、大企業は農家を相手取り、裁判にまで発展することもあります(大企業側がほとんど勝利します)。このように育たれた食品は健康に悪影響など、様々な結果を生み出します。遺伝子組み換え花粉に感染された場合、取り返しのつかないことになります。
この映画を通して、種を中心に生きる様々な人々と会うことができます。農家たち。背教的な植木屋。熱心的に種を救う人。アーティスト。種アクティビスト。この映画は彼らの戦いと勝利の話を追い、種からなる大切な資源をとのようにして守っているのかを描きます。
今ならま間に合います。
「農業の将来について議論を促進させる感動的でスピリチュアルな映画。」Yes! Magazine
「種は奥深く、神聖で、美しく、豊かな存在です。この種と、その種を愛し守る天来のヒーローたちに、この映画を通して会ってください。」インスティチュートオフレスポンシブルテクノロジーのエグゼクティブディレクター、ジェフリー・M.・スミス氏
「種の不思議でパワフルと危険な世界の扉を開いてくれます。心と精神に響きます。」Uncertain Perilの著者、クレア・ホープ・カミングス氏